ウエイトトレーニングをする時に、どんなシューズを履いていますか?履きなれたランニングシューズや、自分の競技シューズをそのまま使っている人が多いのではないでしょうか。
僕は自分のクライアントには、トレーニング用のシューズをほぼ必ず薦めます。クッション性が高いシューズでは片足でのバランスが取りにくかったり、高重量を扱う際にソールがぐにゃっと潰れてしまって安定しなかったりと、テクニックや扱える重量に影響を与え、当然の結果としてトレーニング効果に違いが出るからです。NBAで仕事をしていた時も、ウエイトトレーニングに対する意識が高い選手は必ずトレーニング用のシューズに履き替えていました。
かくいう僕自身も、学生の時はバスケットボールシューズでウエイトトレーニング→そのままバスケ、という事をしていましたが、仕事を始めてから同僚の薦めをきっかけにNikeのMetconシリーズなどのジムトレーニングシューズを履くようになりました。一度その違いを感じると、逆戻りはできません。それほどの違いがあります。
そして今日、最高のトレーニングシューズに出会いました。アディダスのMundial Goalというフットサルシューズです。ソールの堅さ・床との接地感・剛性・グリップなど、僕がトレーニングシューズに求める要素の全てを高いレベルで満たしており、特に片足のメニューや(僕なりの)高重量を扱う時に感じる差は、今までに履いたトレーニングシューズと比べても歴然でした。小学校の時に誰もが履いた、体育館シューズ。その高性能バージョンという表現が僕の中ではしっくりきますし、イメージがしやすいかもしれません。
このMundial Goalは僕にとって人生初のフットサルシューズなので、全てのフットサルシューズがウエイトトレーニングに適していると言い切る事はできませんが、僕が感じた特徴は程度の差はあれどフットサルシューズに共通しているものだと思います。
トップブランドでもモデルによってはセールで3000-4000円台(↓リンク)と、トレーニングシューズよりも求め易い事も魅力です。また、床に跡が付かないノンマーキングソールのものが殆どのようですし、横方向や捻じれに対する剛性もあるので、ウエイトの後に室内コートでのコンディショニングメニューなどを行う際にもそのまま使えそうです。
さらに専門性を求めるとウエイトリフティング専門のシューズが存在します。踵が若干高くなったデザインになっていて、足首の可動域を補い競技としてのウエイトリフティングに適した動きをサポートしてくれます。僕も試した事がありますが、その特徴の必要性を自分自身には感じなかった事、お尻に乗せる感覚が逃げてしまう事(自分のテクニックが原因だと思いますが)、ウエイトの後にそのまま走ったりする事ができないなどの理由で、定着しませんでした。
他の競技用シューズでウエイトトレーニングをしてきた方、ぜひフットサルシューズに足を通してみてください。費用対効果が抜群の投資になると思います。
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